『袋わけ』の失敗

袋わけ効果」で袋わけのこと
あたかもすぐ成功したかのように書いたけれど
実は、袋わけ初心者の時は失敗を重ね続けた。

まず、袋わけすればすぐに家計費が減らせると思って
大きく減額して予算立てをしてしまった。
いきなり食費が1万円、2万円もすぐに減らせる訳もないのに
大きく減らしてしまった。
案の定、すぐに家計は破綻し、あちこちから借りてきて
しかも、あちこちもめいっぱい絞めているので足りない。
もうボロボロになってしまい、銀行に走ったこともある。

減らすのは大きくても1割くらいにとどめるのがよいと思う。
給料1割カットと言うと、キツイでしょ?
安定してから1,000円、2,000円と少しずつ減らす。
そうしないと、あちこちの袋から借りてきて
それがなくなると最後に銀行に走ってしまう羽目になる。
銀行に走っては、袋わけの意味は半減すると私は思う。
走ってもいいのだけれど、大きくお金を下ろすと袋わけの効果がないかなと思う。

失敗を重ねると自分はできないんだ…と落ち込む気持ちが残る。
成功体験が自分に自信をつけると私は思う。
節約雑誌などの達人の方は、できるだろうことでも
自分がすぐにできるはずもないのにがんばってみるなんて
まるで、いきなりオリンピック選手の真似をする感じだ。
結局、怪我をするだけかもしれない。
泳げないかなずちな人が、いきなり北島選手みたいには泳げないだろう。
それに、怪我して治るくらいの失敗ならまだいいけれど
もうやだ!と投げ出してしまうのはあまりにももったいない。
自分なりの節約でいいのだと思う。
1,000円でも貯金は貯金。大きく自分に自信をもっていいと思う。

その1,000でも貯金!
と私は、最初誉めれなかったのだ。悲しいことに。
あぁ、1,000しか貯金できなかったと嘆いていた。
だから、今、思えばかなりがんばっていた時期なのに
かなり落ち込んで泣いていた。
家計簿を見ては、しくしくと泣いて泣いてと。
100円の失敗に大きく落ち込んでしまっていた時期もあった。
今になって思えば、負けず嫌いな私のがんばる原動力の根底だったんだけれど
あれは落ち込みすぎだと、今思う。
てっちゃんの温かい励ましがなければ、節約は続かなかっただろう。
きっと、このサイトも立ち上げていなかったと思う。


『袋わけ』と出会い、これなら私にもできそう!
と思い、飛びつきがんばってきたけれど、まだ失敗はあった。

細かくしすぎていたことが失敗だった。
たとえば、食費袋から買い物へ行くのに2,000円とった。
帰りに、日用品の特売で洗剤が安かったから買った。
そうすると、食費袋に使った残りのお金をいれ
日用品費袋から、食費袋に返して.....あ!小銭が足りない。
小銭をあらかじめ、100円を○枚、両替用に用意してあったから…
と1円単位まで、しっかり袋にもどしていた。
そして次に買い物へ行くときは、そこから。と
いっそ、袋ごと持って買い物へ行ったこともある。
しかし、出しにくいし、食費と日用品を分けてレジを通すのもしんどい。
じゃらじゃら袋を出すのは恥ずかしいのもあって、私は断念した。

一度袋から取り出したら、もうそのまま。
そうするようになってから、ずいぶん楽になった。
そしてあまりに減ったところと、余っているところができるので
後で調整して、だいたいに整えればいい。

一週間単位の袋わけをしたこともある。
これはこれでよかったのだけれど、私にはあわなかった。
週によって、出費がばらばらになる項目もある。
教育教養費なんかがそうで、欲しい本を見つけたときが旬。
それを逃すと、巡り合わないときがある。
たとえば、予算内でその本を買うことにする。
しかしちょっと大きな額だったら、2週間分の予算を取る。
また、雑誌発売日もだいたい決まっている。
週わけにしてしまうと、どうもバラバラになってしまい
次の週から借りてきたりで、結局食費がいくら予算していたか
計算しなければならなくなったりで、私は二度手間だった。
ペット費や、医療費も毎週出るものでもない。
毎週出るものは週ごとに袋わけして(食費・日用品費など)
それ以外は、個々に袋わけしてもいいけれど、結局二度手間な気がした。

食費については、15日を境に分けている。
これも失敗からで、最初に使い込む傾向があったので
月の真ん中で、食費をわけることにした。
外食費も、食費とは別の袋にしてからいい感じになってきた。
前まで、食費はすべて一緒にしていた。
今は、食費袋、嗜好品袋、外食袋の3つで食費関係は管理している。
見て一目瞭然が、袋わけの最大の特徴なのでソレを生かした感じだと思っている。
そんな偉そうなことじゃないけれど(笑)

一度、一つの袋で管理した。
月の生活費を、銀行で下ろしてきてそれでやりくりと言うこと。
私はダメだった。
”あ、まだあるや〜!”と思っていたら
”え!?!? げげげーー!”
”どうしたものか(悩)”
最後には、銀行へ駆け込んだ。
ルーズな性格なので、ある程度キチンと小部屋にわけないといけないみたいだ。

私がしている「袋わけ」は皆が、すべて当てはまらないと思う。
それに、私に合わないやり方でも、他の人は合うやり方がある。
袋わけも恋人のようなもので、自分の袋わけがあるはず。
それに、袋わけが恋人じゃないかもしれない。

失敗を重ねて、それから考えて
『解決したい気持ち』があったら
自然と解決できると私は思っている。
純粋に前向きに努力すれば、結果は近づいてくるからそれでいいと思う。
結果が、少しでも出ればいいんじゃないかな。

家計簿をつけていて、あと一歩のところでどこまで踏ん張れるかが
家計のがんばりどころだといつも思う。
袋わけの失敗から思うのは、明確にすべき自分ポイントを
いかにうまく突くかだと思う。

(2005.9.29)