子なし夫婦


私たちは子供がいない。
婦人科で診てもらったらできる可能性はあるらしい。
しかし、排卵状態がすごく悪いのだ。

結婚5年目になると
「子供はまだ?」と聞かれなくなってしまう。
遠慮があるのだろう。
わかるけれど、なんか悲しい。


子供を諦め、もういいやーとやけっぱちになったとき
「子供ができたらちゃんと産むんだよー」
とやさしい言葉をもらった。
その言葉で、随分と私は楽になった。
子供が産めない=女性を否定される
とまで思い込んでしまっていたのだ。

子供連れの人をみると「いいなー」
とちょっと悲しい気持ちだったのが
その出来事から、素直に「かわいいなー」と思えるようになった。
そして、友達が3人、ほぼ同時期に子供を産んだのもあり
私の子供観は随分と変わった気がする。
子供がいなくても、子供を好きな気持ちは否定しなくてもいいこと。
別に、さいなまれるような思いはしなくてもよいこと。

夫婦二人で、色々なことを探していくことが大切だと思った。

しかし、子供なし夫婦では社会のコミュニケーションが不足するのは事実。
子供を通したママ友の付き合いのきっかけがむずかしい。

学生の友達と言っても
私は遠距離に暮らしているので、たまに電話かメールをするくらい。
深いコミュニケーションをとる事は意識しないと切れてしまう。
それに、子供があるなしでは話しの内容も違う。

しかも、私は専業主婦をしている。
気を抜くと引きこもりになってしまう私。
家から一歩もでず、誰とも会話しない日もできてしまう。

元来、私は外にも向くけれど、内へも向くことが強い。
ひたすら、ピアノを弾いたり、洋裁をしたり、家事をしたり。
打ち込むことが好き。
でも、そのパワーがないときは「寂しい病」にかかってしまう。
友達や知り合いに一声かければいいのだけれど、その勇気がない。

くさくさしたとき、私は..
服を着替え、髪型を変え、化粧をする。
ちょっとおしゃれをするのだ。
そうするとちょっと気分が晴れやかになる。
外出もしたくなってくる。

女性は、小さな楽しみをたくさん見つけれると思う。
男性は、大きなことができる可能性が高い。
男の人がのめりこむとマニアみたいな世界になってしまう(笑)
女性はほどほどで辞めてまいがちな気がする。
経済観念が発達しているからかな。

子供なし専業主婦なのだけれど
それでも、結構忙しい。
実は...パートに出たほうが赤字になった我が家。
私は家計管理が仕事となっているようだ。
でも、人が思うほど苦ではない。
むしろ楽しんでいる。

子供ができたら、どんな世界が待っているんだろうな。
ちょっと考えてるだけで幸せになる。
夢でもいい。夢はかなわなくても夢なんだから
子供がこんなんだったら?
そんな夢はみていたい。