主婦の弱み

結婚して主婦になると、まず名前が「○○の奥さん」になる話は前によくコラムで書いた。
今回はそれに加え「弱み」について書くことにする。
これも友達と話していて湧き上がったテーマなのだ。

絶対的に言えるのが「経済力」の問題。
男性は経済力がある。
だから浮気してもそれも甲斐性となってうやむやに。
でも、女性が浮気したら「不貞」と言われるなんとも隠微な表現を使われてしまうのさ。
浮気したい、しないの問題ではなく、男尊社会が根強いのは否めないと思う。
その中で女性は喘いでしまうのかなぁ…と思う。
逆に、女性は男尊社会で甘えれる利点ももつ。
「○○さんの奥さん」で居ると、別に不自由はない。
理解力のある旦那様を持つと心地よい生活ができるのかもしれない。

自立した女性で、こずかい位はパートで何とか・・・と頑張る女性はいる。
私は、そういう女性は大好きだ。自分の意思をしっかり持っている。
様々だけれど、すべて経済力をになう中心は男性が占める傾向が強いと思う。
母子家庭の方や、旦那ちゃんが病気になってしまって、女性が支えていることも多い。
でも、男性と同じくらいがんばったつもりでも賃金には差がある傾向がある。

家事は誰にでもできるけれど、忍耐力の要る仕事。
旦那ちゃんが、たまーに手伝って苦労をしてみても毎日するでもない。
単身赴任をして、家事スキルがある男性でも
家に帰ると、いま一歩家では気乗りがしない状態になってしまうのもある。
家事は女、仕事は男という図式ができている。
女性進出が進んでも、男性ほど出世も仕事も世の中に少ない。
特定のスキルが必要されるのは、女性も男性も同じだけれどなかなか。

「経済力」が少ないから、どしても旦那ちゃんの寄生虫と言われてもいた仕方ない。
そして子育てに対して、どれだけ男性が強力するかも問題になる。
でも、仕事の関係上どうしても無理になることも出てきてしまう。
おいらの父さんがそうだった。
小さい時は、あまり覚えていない。
おいらの弟が、親父が家にいたとき
「おじちゃん、またきてね〜!」と落語みたいな話もあった。
でも、それはそれで仕方がなかった。
親父は一番忙しい時期だったからさ。

アメリカのホームスティをしたときに思ったのだけれど
男性は、女性をものすごくエスコートしてくれる。
レディー・ファースト精神が小さい子供でも徹底している。
そしてロマンチックな愛の告白をする。
“Present for you , because I love you…so”
など13歳の少年に言われ、私は野の花を貰ってびっくりした。
道端に咲いているような小さなかわいらしい花を自分で選んでくれるのだ。
15歳だった私だけれど、どうも12歳くらいに見られたらしい。

“I am fifteen year old, are you OK?” と言うと
“OH MY GOD!”But I love you but..”と早口に色々と口説いてくるので
“Sorry , I cannot understand your English…,so fast!”と言うと
今度は言葉の壁は厚いだの、日本語を教えてくれなどもうあの手この手で
小さい子供ながらガッツ旺盛なのだ。
しかし日本の男にはそれがない。
レディー・フーストという点では外国に劣るのだとおもう。
イタリア・ローマ・パリだったかな・・へ専門学校の時に海外研修と言う名目で遊びに行ったときには
イタリア人お男の人がそりゃもう、手当たり次第に口説く感じはあった。
日本ではナンパなどされたことのない、おいらも友達と一緒にナンパされた。
それほど旺盛。
ICQという、今で言うMSNの前身のようなものがあって、昔は結構それで遊んでいた。
外部アクセスをOKにしていたら、海外の男の人がよく繋ぎ話しかけ
たどたどしい英語でよくチャットみたいな感じで話して楽しんでいたら
暫くたつとほとんどと言っていいほど必ず口説く。
そして自分の写真を見せ「どう?」と自分からアピールするのだ。
日本みたく「ね?写真ある?」と先に品定めはしない。

海外は全てそうだとは限らないけれど
日本は「釣った魚に餌をやらない」的風潮は多いよね。

「経済力」の話にもどるのだけれど
女は自分を正当化するために、不正な手段もとるようなことがある気がする。
旦那ちゃんを締め付け、へそくりに回してほすこ喜ぶこともあるだろう。
また、女は言い訳が上手だし、正当化する術を持っている。
口下手な男に対して爆弾のように言葉を操る。
妖術師みたいなところは、だれもが持っていると思う。
ま、おいらもそうだ。

おいらの家は、家計をお互いで公開している。
しかし、テリトリーの分野は守っている。
お互い把握しているけれど、お互いの領域を侵さないようにしている。
でおいらは、正当化するために自分のお金は自分の通帳にきちんといれている。
ちょっと不正な手段かもしれないけれど、ちょっと自由だ。
同居人の男は同居人の男の生活があると思っているし、私もそう。
だから幾分楽なところはある。
しかし、逆にしんどいところはある。
相手の状態がわかっているから、我儘にはなれない。
アレ欲しいな、コレ欲しいなと思っていても天秤棒が即座に起動するの。

そして、昔ながらの女性観に女はやはり呪縛されている。
「○○でなければいけない。」的なもの。
ちょっとは女も自由が欲しいなと思っていても、なかなかそうはいかない。
男なら会社の○で・・・とか、付き合いで・・・とか言い訳は多い。
女性がそれをするなら、家事「くらい」してからどないやこないや。
と家事に対しての価値が低いことがある。
子育てにしても3つ子の魂呪縛が強い。
確かに、3歳までは発達時期だから子供との時間を大切にしないといけないけれど
イライラ母さんに苛まれてしまったなかで育つ子供が、決していいとも思えない。

そんな話を友達としていました。

恋人の時は「オス」だった、現在の同居人が
結婚したら「座敷ブタ」になってしまったおいらの家庭でもわかる。
結婚生活はテンションの低い幸せだとも言われたこともある。

主婦になって、年をとって「おばはん」になるのは仕方ない。
しかし、根っからの「ババア」になってしまう確率は高いのだ。
そこで、自分が「ババア」=「人間としての魅力がない女」になってしまいたくない。
女性の魅力(容姿とかそんな類)は、年齢と共に衰退するんだけれど
人間としての魅力は深みが増していくことはできると思っている。
知識・経験・包容力・人間味など、相手を理解する気持ちなど
人間味あふれる要素はどんどんと培えると思う。
学生時代にした勉強・・受験英語・ハナモゲラの数学・ワケワカメの物理など…
は必要ない限り再度勉強をする必要はないと思う。
資格を取ったり、免許を取ったりもしなくてもいいと思う。
でも、自分が興味を持つ何かを見つけたら、ちらほらと楽しみ創りといった
創造的作業を辞めてしまうと、心のもって行き場がなくなり
「昔は○○だったのになぁ・・・」とブツクサス(ぶつぶつ言う人間)になってしまう。
なにより自分が楽しくないと思うよ。
フッと匂いたつような女性らしさと、人間味あふれる気持ちがいる。
そして、恋人や夫婦が一緒に楽しくいるためには、お互いにほどよい緊張感がいると思う。
バタバタした忙しい世の中だから、上手にコミュニケーションをしないと
ふっといつの間にか切れてしまいそうな気がする。
外国の男性みたいに、女性をエスコートする機会が日本は少ない。
ドレスアップする機会も少ないから、魅力がどんどん下がってしまう。
主婦が魅力的でいるために、同居人兼相方さんからたまにはエスコートしてもらわないとね。

そして相方さんも、家族のことを大切に思いつつ忙しい日々を両立する
海外の男性のような、ロマンチックさを演出する努力も必要かなと。

相方さんに「お仕事ありがとう、お疲れ様」
奥さんに「いつも美味しいごはんをありがとう」
と素直に言葉に出せたなら、随分と精神的に楽な生活になると。
感謝の気持ちがあれば、仲良くがんばれるのだとも。

「共にメシを食うこと」
「いつも、どっかさわっていること」

「男はころり 女はごろり」田辺聖子著・文集文庫

この文章に書いてあることが大切だと思う。

そして、それができる相手じゃなくなったら、ダメなんだろうな。

愛されていない・・と感じることが一番弱いのだと思う。
そして同居人兼相方@旦那ちゃんにも、そうだろうな。


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